このサイトは、主に1960年代後半から1970年代に発売されたセイコー社の国産機械式腕時計「セイコー ファイブスポーツ」を中心に運営者のコレクションを紹介するサイトです。
機械式腕時計に関するファンブログ「Frequency Feeling...」のサブコンテンツとして公開しています。ブログの方もあわせてご覧いただければ幸いです。
運営者について
運営者のプロフィールは下記のポートフォリオサイトをご覧ください。
機械式腕時計に興味を持って15年程。セイコー ファイブスポーツのコレクションを始めて5年程が経ちました。普段は全く腕時計とは関係しない業界で仕事をしていながら、腕時計好き高じて2016年に「ウオッチコーディネーター(CWC)資格」を取得。現在、CWC会員です。
なぜファイブスポーツを集めるのか
私がファイブスポーツをコレクションするようになったのは2010年頃のことですが、たまたま腕時計専門店で「6138-0040」のブラウンモデル(所謂、「茶馬」とか「茶ツノ」とか呼ばれるモデルですね)を見かけて、面白いデザインだなと思ったのがきっかけなんです。
実はそれより以前から腕時計には興味を持っていたものの、ビンテージ腕時計については全般的にあまり興味がなく、その時計店で見かけるまではファイブスポーツもあまり知らなかったんですよね。ところがそこで茶馬をみて、へぇこんな面白いデザインの腕時計が国産として作られていたのかと感心し、そこから徐々にこの時代のファイブスポーツについて調べるようになりました。
機械式のファイブスポーツが全盛の時代は1960年代の後半~1970年代前半ですが、私自身がこの年代の少し後生まれなんです。つまり今コレクションしている腕時計たちは、私より少し年上ですがほぼ同年代。
しかも高級腕時計のアンティークと異なり、低価格で販売されたファイブスポーツは、丁寧に扱われることが希なので、市場に出回っている数は多いものの、コンディションのよい個体が非常に少なく、このまま放っておくと世の中からどんどん消えていってしまうのでは? と考えたとき、これは自分ができる範囲で後世に残しておかなければいけないと勝手に謎の使命感のようなものを感じ、それから徐々に状態のよい個体を見つけてはコツコツ収集するようになったというわけです。
ファイブスポーツのコレクション
約5年間でコツコツ集めてきたファイブスポーツコレクションですが、今では40本程度のコレクションになりました。数的にはそれ程多いとは思いませんが、手当たり次第集めるのではなく、デザイン的に自分がいいなと思ったもので、状態のよいものが見つかったときに購入するという感じで集めています。ですから、全種をコンプリートするのが目的という集め方をしていません。
今まではコレクションした腕時計を特に誰かに見せるでもなく自分だけで楽しんでいましたが、折角集めたので、資料的な意味も込めて、全コレクションを写真に撮って公開したいなと考えるようになり、今回このサイトを立ち上げました。
今はひと通り欲しいと思っていたモデルは手に入ったので、これから大きくコレクション数が増えることはなさそうですが、今まで集めたコレクションを写真と簡単な説明を添えて公開していますので、このサイトをきっかけに少しでもファイブスポーツの魅力を感じてくれる腕時計好きが増えればよいなと思います。