チュードル(Tudor)は、2016 Baselworld(バーゼルワールド)で「チュードル ヘリテージ ブラック ベイ(Tudor Heritage Black Bay)」コレクションを刷新しました。
自社開発の新型ムーブメント「Cal.MT5602」(自動巻き / 28,800振動/時)を搭載し、パワーリザーブは70時間。この新型ムーブメントは、COSC(de Controle Official Suisse Chronometres / スイス公式クロノメーター検査協会)認定クロノメーターです。
ケースは41mmサイズのステンレススティールで、200m防水です。ベゼルのカラー展開は旧モデル同様、ブラック、レッド、ブルーの3色。旧モデルで文字盤にあしらわれていた薔薇ロゴ(チューダー・ローズ)が現在のブランドロゴである盾ロゴ(シールドロゴ)に変更され、リファレンス番号も「Ref.79230」へと変更されています。
もうひとつ、外観変更の特徴として、スティールブレスレットが、リベットブレスになりました。下の写真のようにサイドからみるとわかりやすいのですが、アンティークでもこのリベットブレスは人気ですので、この変更はうれしいというチュードルファンの方も多いかもしれません。
各カラーとも、ストラップはリベット仕様のステンレススティールブレスか、エイジング加工されたレザーストラップが選択できます。どちらのストラップを選択しても、ファブリック素材のストラップが付属。
予定販売価格は 3,200 CHF(スイスフラン)、現在の為替レート(2016年5月現在)で約36万円。並行輸入品ですと概ね30万円を切る価格で購入できると思いますので、相変わらず、ビンテージの雰囲気を楽しみつつ、入門用としては最適なモデルになりそうです。