ミドー（Mido）のバロンチェッリ（Baroncelli）コレクションは、1976年に発売されたミドーの代表的なコレクションです。フランスにある「レンヌ オペラハウス（Opéra de Rennes）」、つまり伝統的建物のフォルムにインスパイアされたデザインが特徴の人気コレクション。
このバロンチェッリコレクション誕生40周年を記念して、イタリア、ミラノにあるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア（Galleria Vittorio Emanuele Ⅱ）にインスパイアされたコレクション「バロンチェッリ ヘリテージ（Baroncelli Heritage）」が新たに加わりました。
バロンチェッリコレクションは、メンズだけでなくレディースサイズも豊富にラインナップされていますが、今回の40周年記念モデルについても、男性向けの39mmケースモデル、女性向けの33mmケースモデルがラインナップされ、ペアウォッチとしてそろえることも可能です。
ケースはステンレススティールにゴールドのPVD加工を施したもの。搭載されるムーブメントは自動巻きの「Mido 1192」ですが、これはETA社製の「Cal.2892A2（ETA 2892A2）」をベースにしたものです。21石、2万8800振動/時。パワーリザーブは約42時間。
ETA 2892A2は小型で薄い傑作ムーブメントですが、このサイズと薄さを活かし、39mmケースモデルで薄さ6.95mm、33mmケースモデルで6.85mmという薄さを実現。ゴールドのPVD加工とあわせて非常にエレガントな雰囲気を漂わすモデルになっています。
文字盤はサンドブラスト加工され、落ち着いた雰囲気のホワイト。3時位置にデイト表示。青い秒針が特徴的です。
しかも価格は39mmケースモデルで1,220ドル、33mmケースモデルで1,100ドルとのことですので、現在の為替レートで日本円にするとそれぞれ125,000円 / 113,000円程度と、非常に購入しやすい価格帯となっています。
スーツなどフォーマルな服装にあわせるエレガントな雰囲気の腕時計をお探しの方には魅力的な選択しかもしれません。ペアでそろえられますので、例えばご夫婦でペアウォッチとして購入するのもよいかもしれませんね。
※ 公式サイトにもまだ詳細がないため不明ですが、ブラック文字盤にシルバーのステンレススティールケースを組み合わせたモデルもラインナップされているようです。