私、葉巻とか愛好していないので詳しくは知りませんが、「コイーバ(Cohíba)」といえば、1966年に創設された葉巻の高級ブランドとして、世界中で最も知名度の高い葉巻ブランドと言っても差し支えないでしょう。
そのコイーバのブランド誕生から50周年となる今年、ゼニス(Zenith)はコイーバとのコラボレーションモデルとして、エル・プリメロ搭載の限定モデルを2モデル発表しました。その名も「エル・プリメロ クロノマスター コイーバ エディション(El Primero Chronomaster Cohiba Edition)」。
ケース素材の違いで2モデル展開。ステンレススティールケースモデルが限定500本、ローズゴールドケースモデルが限定50本での販売になります。
搭載されるムーブメントは、自動巻きの「エル・プリメロ 4061」。31石、3万6000振動/時。パワーリザーブは約50時間。クロノグラフ搭載モデルで、中央はクロノグラフ針。3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドを搭載。文字盤外周はタキメーターになっています。
ケース経は両モデルとも42mmで10気圧防水。ストラップはラバーで裏打ちしたブラウンアリゲーターレザーストラップ。
文字盤は、今回のコラボモデルの特徴でもある、コイーバの特別な装飾をあしらったブラウン文字盤。文字盤の一部はシースルー使用になっていて、エル・プリメロ ムーブメントの調速・脱進機構を眺めることができます。ケースバックもサファイヤクリスタルガラスによるシースルーバック仕様ですが、このガラス部分にはコイーバ50周年記念のロゴが刻印されています。
ステンレススティールケースの「03.2047.4061/76.C494」(下記写真)は、世界限定500本で、予定販売価格 97万円(税別)。
K18RG(ローズゴールド)ケースを採用した「18.2042.4061/76.C494」(下記写真)は、世界限定50本で、予定販売価格223万円(税別)。
どちらのモデルもコイーバブランドのイメージカラーであるイエローとブラックを基調にした専用木製ボックスに収納されていて、コレクターズアイテムとして人気になりそうです。