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タグ・ホイヤー、1/100秒の計測を可能にした世界初のストップウォッチ「マイクログラフ」の100周年を記念したクロノグラフを発表

タグ・ホイヤー(TAG Heuer)は、1916年に同社が開発した、1/100秒の計測を可能にした世界初のストップウォッチ、「マイクログラフ(Mikrograph)」の発表から100周年を記念した「TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph」を発表しました。

時計本体を取り外して、付属の専用スタンドに固定することで、卓上時計としても使用できるという、ユニークな設計になっています。

TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph

写真は「TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph Watch For 2016 - aBlogtoWatch」から引用 - Photo by aBlogtoWatch

この時計のラグ部分はクラシカルな大型の玉ねぎ型リューズと、クロノグラフ操作ボタンが時計上側に配置されていることによって、傾斜した少し特殊な形状をしていますが、これはこの時計を横から見た写真がわかりやすいです。

TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph

写真は「TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph Watch For 2016 - aBlogtoWatch」から引用 - Photo by aBlogtoWatch

搭載されるムーブメントは自社製の自動巻きクロノグラフムーブメント、62石のCOSC(de Controle Official Suisse Chronometres / スイス公式クロノメーター検査協会)認定クロノメーター。

2つのテンプを持つのが特徴で、1つは28,800振動/時の通常時間表示用、もう1つが360,000振動/時のクロノグラフ用。それぞれが独立したテンプによって動作します。時計のパワーリザーブは42時間、クロノグラフのパワーリザーブは90分となっています。

TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph

写真は「TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph Watch For 2016 - aBlogtoWatch」から引用 - Photo by aBlogtoWatch

文字盤のデザインはマイクログラフのデザインからインスパイアされたホワイトの文字盤に、ブルーのクロノグラフ針、サブダイアル クロノグラフ/パワーリザーブ針が美しい組み合わせ。あえて少し目立たないグレーの時針、分針を採用することで、オリジナルのマイクログラフに近い印象を与える工夫がされています。

中央のクロノグラフ針が1/100秒単位を計測。3時位置が60秒積算計、12時位置が30分積算計になります。9時位置に配置されるのはパワーリザーブ。4時位置にはデイト表示。

TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph

写真は「TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph Watch For 2016 - aBlogtoWatch」から引用 - Photo by aBlogtoWatch

クラシカルなデザインと、ホワイトのレザーストラップと組み合わされることで、非常にエレガントなイメージになっています。また、傾斜したラグのおかげでフィット感も良好とのこと。

限定100本の生産で、今秋発売予定とのこと。価格は21,000ドルとのことで、現在(2016年9月現在)の為替レートで、約218万円です。

TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph

写真は「TAG Heuer Mikrograph 100th Anniversary Chronograph Watch For 2016 - aBlogtoWatch」から引用 - Photo by aBlogtoWatch