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いつかは手に入れてみたい憧れの腕時計ブランド - その5 「ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)」

ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナル・ワールドタイム

この記事は「腕時計 Advent Calendar 2016」第20日目の記事です。

「ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)」は、パテックフィリップ(Patek Philippe)、オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)と並び、世界三大時計ブランドとして知られる、スイスの高級腕時計ブランド。

1755年にジャン=マルク・ヴァシュロン(Jean-Marc Vacheron )氏によって創業されて以来、現在に至るまで、260年以上に渡り、時計製造を続けてきた、数ある時計ブランドの中でも圧倒的な歴史と伝統を誇ります。

と、まぁ今さら説明の必要もない程の超有名ブランドですし、なんて言いますか、腕時計趣味を持つ人間にとっては、一度は持ってみたいゴール的なブランドですね。持つ人を選ぶブランドでもあると思います。

で、ヴァシュロン・コンスタンタンといえば、一番に挙がる人気モデルは「オーヴァーシーズ(Overseas)」コレクションだと思います。ちょうど今年の年始にスイスで開催された「SIHH 2016(ジュネーブサロン)」にて、全面リニューアルされた、新しいオーヴァーシーズ コレクションが発表されていて、その完成度の高さにはさすがとうならされました。


ですが、私がヴァシュロン・コンスタンタンの現行モデルの中で、最も気になるのは「トラディショナル・ワールドタイム(Traditionnelle world time)Ref.86060/000R-9640」なんです。

余談ですが、オーヴァーシーズ コレクションにもワールドタイムモデルはあるんですけどね、私、どうも個人的に、オーヴァーシーズのベゼルのデザインが好みじゃないみたいです...... まぁ完全に個人の趣味の問題なのでどうでもいい話なんですけども。

ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナル・ワールドタイム

ケース素材は K18ピンクゴールド、K18ホワイトゴールド、プラチナ950のバリエーションがあり、全4モデルが現在ラインナップされていますが、42.5mmのケースに自動巻き「Cal.2460 WT」(27石、28,800振動/時)を搭載したワールドタイム。

実は私、あまり文字盤がごちゃごちゃした腕時計は好きではないので、本来はワールドタイムとか、それ程良いとは思わない方なのですが、さすがはヴァシュロン・コンスタンタンということなんでしょうか、その美しい文字盤デザインに惚れてしまいました。

私が良いなと思ったワールドタイムとしては、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)の「エスカル ワールドタイム(Escale Worldtime)」などがありますが、トラディショナル・ワールドタイムの文字盤デザインのバランスの良さ、美しさは別格かなと思います。

上の写真は、K18ピンクゴールドケースにアリゲーターストラップを組み合わせた「Ref.86060/000R-9640」。国内定価は、5,508,000円(税込)です。

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