写真は「Zenith El Primero 36,000 VPH Black & White Watches For 2017」から引用 - Photo by aBlogtoWatch
ゼニス(Zenith)は、2017年の新作として「エル・プリメロ 36000 VPH(Zenith El Primero 36'000 VPH)」コレクションに新たにパンダダイアルの新作 2モデル(Ref.24.2041.400/21.R576、および Ref.24.2041.400/01.R576)を加えました。
その特徴はマットブラック仕上げのケースとダイアルカラー。2モデルともケースはマットブラック仕上げ。ダイアルカラーが2種類用意されていて、ひとつが白(正確にはシルバーホワイト)ダイアルに黒のサブダイアルの所謂「パンダダイアル」仕様の「Ref.24.2041.400/21.R576」、もうひとつが、その逆の組み合わせになる、所謂「逆パンダダイアル」の「Ref.24.2041.400/01.R576」。
搭載されるムーブメントは自動巻きクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ Cal.400B」(31石、36,000振動/時)。パワーリザーブは約50時間。中央クロノグラフ針、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計とデイト表示、9時位置にスモールセコンド。タキメータースケールはベゼルではなくダイアル外周に設置されます。
写真は「Zenith El Primero 36,000 VPH Black & White Watches For 2017」から引用 - Photo by aBlogtoWatch
ケース経は42mmでシースルーバック仕様。ケース素材はなんとアルミニウム。そのケースにブラックのセラミックコーディングを施した、マットブラックな仕上げになっています。セラミックコーティングということで、気になるキズに対する強度は高いとのこと。このスポーティな外見に合わせて、ストラップもスポーティなブラックのラバーストラップが組み合わされます。
予定販売価格は8,600ドルということですので、日本円で約98万円になります。
マットブラックの外装は好みが分かれるところだとは思いますが、ダイアルカラーも含めて、スポーティなエル・プリメロはかなり格好いいです。個人的には好みですね。
ダイアルカラーとしては外装がブラックということもあって、黒ダイアル+白サブダイアルの「Ref.24.2041.400/01.R576」の方が引き締まった精悍な印象を受けます。ダイアルのデザインだけならパンダダイアルの方が個人的には好みなんですけども。
つい先日もオメガが限定モデルとして、スピードマスターの逆パンダダイアルモデルをリリースしていますが、パンダダイアル、もしかすると今年のキーワードかもしれないですね。