SIHH 2017も最終日になりました。ちょっと新作リリースの量が多すぎて記事を書くのが間に合っていませんが、まずはオフィチーネ パネライ(Officine Panerai)の新作についてまとめておきます。
「ルミノール サブマーシブル」コレクションに全5モデルが新たに登場
今回、パネライは「ルミノール(Luminor)」のプロフェッショナル向けダイバーズウォッチコレクションである「ルミノール サブマーシブル(Luminor Submersible)」コレクションに、新たに5モデルの新作を発表してきました。
ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ オートマティック ブロンゾ
まずは限定1000本のスペシャルエディションとなる「ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ オートマティック ブロンゾ(Luminor Submersible 1950 3 Days Automatic Bronzo - 47mm)PAM00671」が登場。
47mmサイズのブロンズ製ケースを採用。逆回転防止機能付きベゼルやリューズカバーもすべてブロンズ製になっています。ケースの防水性能は300mを誇ります。
搭載されるムーブメントは、パネライ自社製、自動巻きムーブメント「Cal.P.9010」(31石、28,800振動/時)、パワーリザーブは3日間。深みのあるブルーの文字盤がブロンズケースとマッチして、プロユースなダイバーズウォッチにもかかわらず非常にエレガントな雰囲気を醸し出しています。3時位置にデイト表示、9時位置にスモールセコンド。
予定販売価格は1,510,000円(税別)とのこと。
ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ オートマティック アッチャイオ
続いてステンレススティールケースを採用したスタンダードモデルとなる「ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ オートマティック アッチャイオ(Luminor Submersible 1950 3 Days Automatic Acciaio - 42mm)PAM00682」。
「ルミノール サブマーシブル」コレクションといえば47mmケースだったわけですが、今回、42mmケースの選択肢が加わったことで普段使いしやすいダイバーズウォッチとしての魅力が増しました。
さすがに47mmケースは、特に日本人の体型だとデカすぎ感が否めませんでしたが、42mmなら腕時計が主張しすぎることもなく、カジュアルな服装などにも合わせやすいと思います。
搭載されるムーブメントは、パネライ自社製、自動巻きムーブメント「Cal.P.9010」(31石、28,800振動/時)、パワーリザーブは3日間。3時位置にデイト表示、9時位置にスモールセコンド。
予定販売価格は910,000円(税別)とのこと。
ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ オートマティック オロロッソ
上記で紹介した「PAM00682」と同じ42mmサイズで、ケース素材にK18レッドゴールドを採用、ブラックのセラミックベゼルを組み合わせたのが「ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ オートマティック オロロッソ(Luminor Submersible 1950 3 Days Automatic Oro Rosso - 42mm)PAM00684」。
搭載されるムーブメントは、パネライ自社製、自動巻きムーブメント「Cal.P.9010」(31石、28,800振動/時)、パワーリザーブは3日間。3時位置にデイト表示、9時位置にスモールセコンド。
42mmサイズという扱いやすいサイズ、かつレッドゴールド製のケースが、ブラックのベゼルや文字盤と相まってラグジュアリーな雰囲気を漂わせるダイバーズウォッチ。このモデルの防水性能は100m防水です。
予定販売価格は2,800,000円(税別)とのこと。
ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ オートマティック チタニオ
300mの防水性能を誇るチタニウム製47mmケースを採用した「ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ オートマティック チタニオ(Luminor Submersible 1950 3 Days Automatic Titanio - 47mm)PAM01305」。
搭載されるムーブメントは、パネライ自社製、自動巻きムーブメント「Cal.P.9010」(31石、28,800振動/時)、パワーリザーブは3日間。3時位置にデイト表示、9時位置にスモールセコンド。
旧モデルとなる「PAM00305」に搭載されていた「Cal.P.9000」に比べて薄型になった「Cal.P.9010」のおかげもあって、ケースの厚みもスリムに。ケースサイズは47mmと大きいですが、薄型になったことで装着感のアップが期待できそうです。
予定販売価格は950,000(税別)とのこと。
ルミノール サブマーシブル 1950 アマグネティック 3デイズ オートマティック チタニオ
最後はチタニウム製ケースにブラックのセラミックベゼルを組み合わせた「ルミノール サブマーシブル 1950 アマグネティック 3デイズ オートマティック チタニオ(Luminor Submersible 1950 3 Days Amagnetic Automatic Titanio - 47mm)PAM01389」。
優れた耐磁性能を誇ることから「アマグネティック」の名前を冠したこのモデルは、最大で「40,000A/m」までという耐磁性能を備えています。
耐磁性能に関する規格を定めた「ISO 764」(日本工業規格「JIS B 7024」に相当)における「第1種耐磁時計」に求められる耐磁性能は「4800A/m」、「第2種耐磁時計」に求められる耐磁性能は「16000A/m」ですから、「第1種耐磁時計」が求める耐磁性能の約8.3倍、「第2種耐磁時計」に対しても2.5倍の耐磁性能を持つということになります。
通常の生活の中で接する磁力に対してはほぼ気にせず使うことができる、特に磁力を持った電子機器などが身の回りに多い現代人にとってはありがたい耐磁時計といえます。
搭載されるムーブメントは、パネライ自社製、自動巻きムーブメント「Cal.P.9010」(31石、28,800振動/時)、パワーリザーブは3日間。3時位置にデイト表示、9時位置にスモールセコンド。
予定販売価格は1,150,000円(税別)とのこと。
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SIHH 2017で発表されたパネライの新作に関しては、この記事とは別に下記の各記事で取り上げています。そちらもあわせてご覧ください。