Frequency Feeling... - 機械式腕時計のファンブログ

鮮やかなブルーの文字盤・ベゼルを採用した「サムライ」限定復刻モデル、セイコー プロスペックス "Blue Lagoon" 「SRPB09」

Seiko Prospex SRPB09

去年の年末ですが、セイコーから海外向けに発売されるモデルとして、鮮やかなブルーの文字盤・ベゼルを採用した「セイコー プロスペックス(Seiko Prospex)」シリーズの2つのモデルについて取り上げました。


海外では通称「Blue Lagoon」と呼ばれるこの限定2モデルは、日本での正式な取り扱いはありませんが、海外では2017年2月28日に発売され、予想通り人気になっているようです。

その2モデルのうち、海外では「Samurai(サムライ)」の愛称で親しまれている「SBDA001~005」シリーズ(海外仕様だと「SNM009」や「SNM011」、限定版の「SNM017」や「SNM021」)を復刻した43.8mmケース採用の「SRPB09」を購入しましたので紹介してみようと思います。

エッジの立ったケースが特徴の「SRPB09」

Seiko Prospex SRPB09

「サムライ」の特徴はやはりその愛称の由来にもなっている刀を連想させるエッジの立ったケース。そこに今回の限定モデルの特徴でもある深みのあるブルーの文字盤と、同じくブルーを基調としたツートンベゼルが合わさってクールな印象になっています。

まぁさすがにエッジの立ち方は高級機種のそれに比べればダルい印象はありますけども、特徴的なラグの形状やそれにマッチするように仕上げられたブレスレットなど全体的な雰囲気は悪くないと思います。

ケースは43.8mmサイズ、厚みもそこそこあるので存在感は抜群。重厚感のあるステンレススティール製のブレスレットと相まってかなり重いので、使う場所は選ぶと思いますが、シャープなケース形状のおかげでスッキリ見えるデザインになっています。

このモデルは限定版ということで、少し特別な仕様のケースに収められています。ケースの内側には「Prosupex」のロゴと合わせて、「Limited Edition」の表記がされています。

Seiko Prospex SRPB09 - ケース

写真は「Seiko Prospex SRPB09 - Seiko USA」から引用 - Photo by Seiko USA

搭載されるムーブメントは「Cal.4R35」(24石、21,600振動/時)。パワーリザーブは約41時間。同時にリリースされている「SRPB11」に搭載される「Cal.4R36」と並んでセイコーの低価格もモデルではおなじみのムーブメント。「4R36」との違いは「4R36」がデイデイト表示機能付きなのに対して「4R35」はデイト表示のみという点になります。

アメリカでの販売価格は550ドルですので、日本円にすると概ね 62,000円程度。限定モデルではありますが「SRPB11」と共に限定数が各6,000本程度あるとのことで、海外から取り寄せる手間を除けば比較的入手しやすいのではないかと思います。

日本でも並行輸入で取り扱っている専門店はあると思います。興味のある方は探してみるとよいかもしれません。ただし信頼できるお店で購入するようにしてください。

あわせて読みたい