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フレデリック・コンスタントから100万円台前半で購入できる永久カレンダー搭載モデル「スリムライン パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール」

パーペチュアル・カレンダー(永久カレンダー)とは「月による日数の違い、4年に1度のうるう年の調整などを自動的に行うカレンダー機能」のことで、機械式腕時計に組み込まれる機構の中でも複雑機構(コンプリケーション)に数えられます。

当然、これを搭載した腕時計は非常に高価なハイエンドモデルに限られるのが通常ですが、フレデリック・コンスタント(Frederique Constant)が「2016 Baselworld(バーゼルワールド)」で発表した「スリムライン パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール(Slimline Perpetual Calendar)」コレクションは、ムーンフェイズ機構にパーペチュアル・カレンダーを搭載しながら、国内定価120万円(税別)というリーズナブルな価格帯で購入できるコンプリケーションウォッチです。

スリムライン パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール

先日、「タグ・ホイヤーから160万円台で購入できるトゥールビヨン搭載コンプリケーションウォッチ「カレラ ホイヤー 02T」が登場」という記事で、グレード5チタン製、45mmケースに自社製の自動巻きフライング式トゥールビヨン搭載クロノグラフ ムーブメントを搭載ながら160万円台という低価格で購入可能な「タグ・ホイヤー カレラ ホイヤー 02T」についてご紹介しましたが、スイスのマニファクチュールが作るコンプリケーションウォッチが200万円を切る価格帯で購入できるというのは時代の流れなのか、興味深い流れです。

スリムライン パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール コレクション

スリムライン パーペチュアルカレンダー マニュファクチュールに搭載されるムーブメントは、自社製の自動巻きムーブメント「Cal.FC-775」(26石、28,800振動/時)、パワーリザーブは38時間。

ケースは42mmサイズのステンレススティールでシースルーバック仕様。3気圧防水で、各モデルともストラップはアリゲーターストラップ。

パーペチュアルカレンダーは、12時位置に月表示、3時位置にデイト表示、9時位置にデイ(曜日)表示。さらに6時位置にはムーンフェイズが搭載されています。

このコレクションにラインナップされているモデルは下記の通り。

FC-775S4S6

スリムライン パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール FC-775S4S6

ステンレススティールケースにシルバーの文字盤(写真だとホワイトに見えますが、シルバーらしいです)を組み合わせたモデル。シンプルながら美しい。国内定価は1,200,000円(税別)ですが、国内での発売予定は不明です。

FC-775V4S4

スリムライン パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール FC-775V4S4

ローズゴールドメッキ加工されたステンレススティールケースにシルバーの文字盤(こちらも写真だとホワイトに見えますが、シルバーらしいです)を組み合わせたモデル。ローズゴールドプレートのインデックスと相まって高級感を演出しています。国内定価は1,250,000円(税別)。国内での発売は2016年の7月予定とのこと。

FC-775N4S4

スリムライン パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール FC-775N4S4

こちらはローズゴールドメッキ加工されたステンレススティールケースにネイビーの文字盤を組み合わせたモデル。国内定価は1,250,000円(税別)ですが、国内での発売予定は不明です。

FC-775MC4S6

スリムライン パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール FC-775MC4S6

フレデリック・コンスタントの日本語サイトにしか掲載がなかったのですが、ステンレススティールケースにギョーシェ彫りが施されたシルバー文字盤とブレゲ針、ローマ数字インデックスを組み合わせたモデル「FC-775MC4S6」がラインナップされていました。

国内定価は1,200,000円(税別)、発売は2016年の7月予定とのこと。よりフォーマルな見た目が好みの方には適しているかもしれません。

なお、海外の腕時計専門サイトでは、上で紹介したローズゴールドメッキ加工ケースの「FC-775V4S4」に同じ文字盤、針、インデックスを組み合わせたモデルが写真として掲載されていたのをみましたので、ラインナップとしては存在するのかもしれませんが、公式サイト上に記載がないのでちょっと詳しいことはわからないです。

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