セイコーはドイツ市場のみの限定で、300m防水の本格ダイバーズウォッチ、「プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル Limited Edition(Seiko Prospex Marinemaster Professional 300m Automatik Limited Edition)Ref.SLA015」を発表しました。
立体的な波模様の装飾を施されたライトブルーのダイヤルが特徴のこの限定モデルは、ベースモデルに「SBDX017」を採用しています。
ヘリウムガスをケース内に侵入させないチタン製のワンピース構造ケース(44mm、ダイヤシールドコーティングを施したステンレススティールケース)と独自のL字パッキンにより、高い気密性・水密性を誇る300m飽和潜水用防水対応の本格ダイバーズウォッチ。手首の動きを妨げないよう、4時位置に配置されたリューズや視認性に優れる太い針、インデックスが骨太な印象を与えます。
搭載されるムーブメントは、セイコー社製の自動巻き(手巻きも可能)「Cal.8L35」(26石、28,800振動/時)。パワーリザーブは50時間。
今回の限定モデル、「SLA015」は、そのライトブルーの文字盤が一番の特徴ですが、それにあわせて針もゴールドカラーに変更されていたり、インデックスの形状もバーインデックスになっています。
深海での視認性など、ガチな用途においては本来のブラック文字盤、ドットインデックスに劣るかもしれませんが(そもそも深海では色の判別ができないですけども)、デザイン的にはとても興味を引かれる1本になっています。
また、この「SLA015」は、交換用のラバーストラップとベルト交換用工具とともに特製のホワイトボックスに収められています。
写真は「Seiko Deutschland - Facebook」から引用 - Photo by Seiko
日本にいる我々にとっては残念ながら、この限定モデルはドイツ市場のみで販売され、200本の限定生産ですので、手に入れるのはかなり困難かもしれません。
ヨーロッパでの販売価格は、2,300ユーロ。現在の為替レート(2016年8月現在)で約26万円と、ベースモデルの「SBDX017」と価格は変わらないです。これも円高効果ですかね。
このモデル、海外の腕時計関連サイトを見ていて話題になっているのを知ったのですが、久々に初見で「これ格好いい」と思ったダイバーズウォッチでした。
ドイツでしか売らないって書いてあるし、とはいえセイコードイツのサイトを見ても製品情報には一切情報ないし(海外のセイコーのサイト、ちょっと更新遅くてやる気あるのか疑うレベルなんですけども)で大変だったんですが、プレスリリースにあるかなと思って見てみたら下記にリリースがありました。
ドイツ語なので読めないんですけどね。