パテックフィリップ（Patek Philippe）は、同ブランドの旗艦モデルのひとつである「ノーチラス（Nautilus）」が誕生した1976年からちょうど40周年となる2016年の今年、限定記念モデルを2モデル発表しました。
40周年を記念して、過去のノーチラスの歴史を振り返る動画も公開されています。
40年前、ジェラルド・ジェンタ氏によってデザインされたノーチラスは、長い年月を経てサイズアップやケース構造の変更（2ピース構造から3ピース構造）などのブラッシュアップ、さらにバリエーション追加はされていますが、基本的なデザインは大きく変えないまま40周年を迎えました。
今回発表されたのは、プラチナケースを採用した3針モデルの「5711/1P」と、K18ホワイトゴールドケースを採用したクロノグラフモデル「5976/1G」。ノーチラスと言えばステンレススティールケースですが、今回の記念モデルはプラチナとホワイトゴールドケースという記念モデルにふさわしいマテリアルが選択されています。
ノーチラス40周年アニバーサリー「Ref.5711/1P」（Nautilus Ref.5711/1P 40th Anniversary）
6時位置のベゼルに0.02ct.のダイヤモンズをあしらった44.05mmのプラチナケース（Pt.950）に、鮮やかなブルーの40周年記念ダイアルを持つ三針モデルは、700本限定。
ダイアルの素材はK18イエローゴールド。サンバースト仕上げのブルーダイアルには、40周年を記念した刻印が施されます。インデックスはK18ホワイトゴールドとダイアモンドの組み合わせ。針の素材もK18ホワイトゴールドとなっています。
搭載されるムーブメントは自動巻き「Cal.324 SC」（29石、28,800振動/時）。パワーリザーブは約45時間。3時位置にデイト表示付き。
価格は100,000 CHF（スイスフラン）ですから、現在（2016年10月）の為替レートでおよそ1,043万円となります。
ノーチラス40周年アニバーサリー クロノグラフ「Ref.5976/1G」（Nautilus Chronograph Ref.5976/1G 40th Anniversary Limited Edition）
49.25mmのK18ホワイトゴールドケースを採用したクロノグラフモデルは1,300本の限定。こちらも鮮やかなブルーの40周年記念ダイアルが特徴。
ダイアルの素材は真鍮。サンバースト仕上げのブルーダイアルには、40周年を記念した刻印が施されます。インデックスはK18ホワイトゴールドとダイアモンドの組み合わせとなっています。
搭載されるムーブメントは自動巻きのフライバック クロノグラフ ムーブメント「Cal.CH 28-520 C」（35石、28,800振動/時）。パワーリザーブは約55時間。センターが秒針とクロノグラフ針、6時位置に60分、および12時間積算計を搭載します。3時位置にデイト表示付き。
販売価格は85,000 CHF（スイスフラン）ですので、現在の為替レートでおよそ886万円。
どちらのモデルも特製のコルクケースに収められています。
