オフィチーネ パネライ(Officine Panerai)は、1851年より現在まで続き、今年、2017年に第35回大会が開催される、世界で最も有名、かつ由緒ある国際ヨットレース「アメリカスカップ(America's Cup)」のオフィシャルウォッチとして、「ルミノール マリーナ 1950 アメリカスカップ スリーデイズ オートマティック アッチャイオ(Luminor Marina 1950 America's Cup 3 Days Automatic Acciaio - 44mm )PAM00727」を発表しました。
また、あわせてこの第35回アメリカスカップに参戦する、「オラクル・チーム・USA(Oracle Team USA)」、さらに日本から参戦する「ソフトバンク・チーム・ジャパン(Softbank Team Japan)」とのコラボレーションモデル、4モデルも新たに発表しています。
ルミノール マリーナ 1950 アメリカスカップ スリーデイズ オートマティック アッチャイオ
まずは、第35回アメリカスカップのオフィシャルウォッチとして発表された「ルミノール マリーナ 1950 アメリカスカップ スリーデイズ オートマティック アッチャイオ - PAM00727」(冒頭写真)ですが、ケースはステンレススティール製、300mの防水性能を持った44mmサイズ。ケースバックにはアメリカスカップのロゴが刻印されます。
搭載されるムーブメントは、3日間のパワーリザーブを誇る、自動巻きムーブメント「Cal.P.9010」(31石、28,800振動/時)。アメリカスカップのロゴに使用されるブルーとレッドのステッチがポイントのブラックレザーストラップが組み合わされるほか、文字盤にも「America's Cup」の刻印が入ります。
オラクル・チーム・USAとのコラボモデルは3モデル
アメリカから参戦する「オラクル・チーム・USA」とのコラボレーションモデルは、フライバック・クロノグラフ搭載モデルなど全3モデルが発表されました。
ルミノール 1950 レガッタ オラクル・チーム・USA 3デイズ クロノ フライバック オートマティック チタニオ
まずは、パネライのレガッタ・カウントダウン機能付きフライバック・クロノグラフ搭載 自動巻きムーブメント「Cal.P.9100/R」(37石、28,800振動/時、パワーリザーブ3日間)を47mmサイズの100m防水仕様チタンケースに搭載した「ルミノール 1950 レガッタ オラクル・チーム・USA 3デイズ クロノ フライバック オートマティック チタニオ(Luminor 1950 Regatta Oracle Team USA 3 Days Chrono Flyback Automatic Titanio - 47mm)PAM00726」(上写真)。
ヨットレース仕様ということで「レガッタ・カウントダウン機能」を持ったムーブメントが搭載されています。
ヨットレースはスタート時、カウントダウンが行われるのですが、このモデルの4時位置に搭載されたトップが赤色のボタンを押すと、中央のクロノグラフ針が後退します。カウントダウンの長さに応じて針を所定の位置までずらすことが出来ますので、その状態でクロノグラフをスタートさせれば、正確にスタートからのタイムを計測することが出来るという仕組み。
また、フライバック・クロノグラフを搭載していますので、クロノグラフをリセットすることなく、経過タイムを計測することが可能になっています。高い防水性能や視認性のよいダイアルデザインと相まって、まさにヨットレースにふさわしいモデルとなっています。
限定200本、予定販売価格は1,890,000円(税別)とのこと。
ルミノール 1950 オラクル・チーム・USA 3デイズ クロノ フライバック オートマティック セラミカ
続いてブラックのセラミックケースが精悍なイメージの「ルミノール 1950 オラクル・チーム・USA 3デイズ クロノ フライバック オートマティック セラミカ(Luminor 1950 Oracle Team USA 3 Days Chrono Flyback Automatic Ceramica - 44mm)PAM00725」(上写真)。
こちらに搭載されるムーブメントは、レガッタ・カウントダウン機能は持たない、フライバック・クロノグラフムーブメント「Cal.P.9100」(37石、28,800振動/時、パワーリザーブ3日間)。ケースサイズは44mmサイズ、ケース素材はブラックのセラミック(ケースバックはDLCコーティングされたチタン)、防水性能は100mとなっています。
予定販売価格は1,600,000円(税別)とのこと。
ルミノール マリーナ オラクル・チーム・USA 8デイズ アッチャイオ
オラクル・チーム・USA コラボレーションモデルの最後は、44mmサイズのステンレススティールケースに、8日間の超ロングパワーリザーブを誇る手巻きムーブメント「Cal.P.5000」(21石、21,600振動/時)を搭載した「ルミノール マリーナ オラクル・チーム・USA 8デイズ アッチャイオ(Luminor Marina Oracle Team USA 8 Days Acciaio - 44mm)PAM00724」(上写真)。
スタンダードなルミノール マリーナ 44mmに、アメリカスカップのロゴやカラーを組み合わせたモデル。予定販売価格は860,000円(税別)とのこと。
ルミノール マリーナ ソフトバンク・チーム・ジャパン 3デイズ オートマティック アッチャイオ
日本からソフトバンクのスポンサードによって参戦することが決まっている「ソフトバンク・チーム・ジャパン」とのコラボレーションモデル「ルミノール マリーナ ソフトバンク・チーム・ジャパン 3デイズ オートマティック アッチャイオ(Luminor Marina 1950 Softbank Team Japan 3 Days Automatic Acciaio - 44mm)PAM00732」(上写真)も発表されました。
3日間のパワーリザーブを誇る、自動巻きムーブメント「Cal.P.9010」(31石、28,800振動/時)を44mmサイズ、300mの防水性能を持ったステンレススティールケースに搭載し、日本の日の丸を連想させる、赤と白のステッチが施されたレザーストラップが組み合わされます。ケースバックにはソフトバンク・チーム・ジャパンの刻印入り。
予定販売価格は860,000円(税別)とのこと。
ということで、アメリカスカップモデル、全5モデルを紹介しましたが、これらすべてのモデルはどうやら限定モデルとのことで、入手はもしかすると困難かもしれません。ヨットレースファンのパネリスティであれば是非手に入れたいモデルかもしれませんね。