その名もずばり「Panerai)」と名前の付いた、オフィチーネ パネライ(Officine Panerai)の歴史をまとめた書籍。去年、2015年の9月に世界的に発売された洋書です。
とはいえ「パネライ」というタイトルのパネライ本、特に洋書にはかなりあるので紛らわしいんですけどね。この書籍はその中でも現時点で最も新しい「パネライ」という名の書籍だと思います。
パネライを熟知した5人、Angelo Bonati 氏(オフィチーネ パネライ CEO)、Paolo Galluzzi 氏(歴史家 / ガリレオ博物館館長)、Giampiero Negretti 氏(時計ジャーナリスト)、Simon de Burton 氏(時計ジャーナリスト)、Philippe Daverio 氏(歴史家)がそれぞれ寄稿し、その誕生から現在に至るまでの歴史、パネライのデザインや時計製造技術を掘り下げる、ファンなら必読の内容になっています。英語なのでちょっと読む人は選びますが、掲載されている写真だけでも非常に貴重なものが多数掲載されていますので、一見の価値ありです。
私は某大手書店さんで取り寄せてもらいましたが、Amazon でも買えるみたいですね。下にリンク張っておきます。
表紙はパネライ発祥となる時計店「Orologeria Svizzera」の店構え。下の写真は書籍本体ですが、書籍には「Panerai」のタイトル表記がある黒い外箱が付属します。大きさが35cm四方ほどある大型書籍。分厚いのでとにかく重いです。
書籍のサイズが大きいおかげで、掲載されている写真もとにかく大きく、細部まで確認することができて最高。パネライの歴史を物語る、貴重な写真の数々が掲載されています。