チュードル(Tudor)は、2016 Baselworld(バーゼルワールド)で「チュードル スタイル(Tudor Style)」コレクションにフルーテッドべゼル モデルを新たに追加しました。
既存コレクション同様に、ケースサイズは41mm、38mm、34mm、28mmの4サイズ展開。ステンレススティール、またはステンレススティールとK18イエローゴールドのコンビが選択できるほか、文字盤カラー、ストラップなどの組み合わせで、全18モデルの展開となっており、既存のスムーズベゼルモデルとあわせて、選択肢がさらに広がりました。
搭載されるムーブメントは、41mm、38mm、34mmケースモデルが自動巻き「Cal.2824」、28mmケースモデルが自動巻き「Cal.2671」。どちらもETA社製ムーブメントをベースにしたチュードルのカスタムムーブメントで、パワーリザーブは38時間です。
41mmケースモデル
最も大きなサイズの41mmケースモデル。サイズ的には同じバーゼルワールド 2016で発表されているロレックスのデイトジャスト 41(Ref.126333)と同じです。
もちろん「デイトジャスト 41」と比べてしまうと質感などは全くかなわないものの(価格帯が異なるので当たり前ですが)、品質は非常に優れていますので、例えばコンビモデルなどはフォーマルな場所で使用する、少しラグジュアリーな雰囲気の腕時計が欲しいという方にはコストパフォーマンスの非常に高い1本になりそうです。
38mmケースモデル
少し小さめの38mmケースモデル。少し小さめといっても38mmあれば比較的存在感は強いです。最近は40mm超えのケースサイズが当たり前になったことで38mmなんて聞くと小さめみたいな印象になってしまいますが、男性がスーツにあわせるならちょうどよいサイズかもしれません。このサイズが最もバリエーションが多くなっています。
ちなみに、この38mmケースモデルには3時、6時、9時位置のインデックスがダイヤモンド仕様になったバリエーションが設定されています。
34mmケースモデル
34mmケースになると、女性でも選択肢に入ってくると思われます。フォーマルな服装だと大きすぎる腕時計は少しあわせにくい場合もあると思いますが、カジュアルな服装にあえてフォーマルなデカめの腕時計という組み合わせはファッション的にありかと思います。
もちろん少し小さめのサイズが好みの男性が選択するにもよいサイズです。
28mmケースモデル
最もサイズが小さい、28mmケースモデル。サイズ的には女性向けですがデザイン的にはブラック文字盤にブラックのレザーストラップを組み合わせるなど、男性っぽいデザインのラインナップになっていますので、いかにも女性用なデザインの腕時計はいやだという方にはよいかもしれません。
各モデルごとの詳しい販売価格が不明ですが、2,000 CHF(スイスフラン)、現在の為替レート(2016年5月現在)で約22万円くらいからとのことでしたので、並行輸入であれば恐らく20万円を切る価格帯で購入可能と思われます。